カフェでチョコレートパフェを食べていて、ブラウスの胸元に落ちてしまった!
お子様の服を洗濯する時に、チョコレートのシミを発見した!
家でお菓子作りをしていたら、エプロンがチョコまみれ!
食べる分には美味しいチョコレートも、衣類にベッタリついてチョコレートのシミとなると、見ているだけで憂鬱になってしまいます。
衣類についたチョコレートのシミはクリーニングに出せばスッキリきれいに落ちるのですが、小さなお子様がいたりしてチョコレートハプニングが多いご家庭では、その度にクリーニングを利用するのも大変ですよね。
基本のチョコレートのシミ抜き方法を覚えておき、ご家庭できれいに落とせなかったらクリーニングのプロにお任せしましょう!
では、チョコレートのシミの特徴や適した洗剤、シミ抜き方法や注意点をご紹介します。
チョコレートのシミは「油性(脂溶性)」
衣類についたシミをキレイに落とすために、まずはチョコレートのシミの特性を知っておきましょう。
チョコレートはカカオの種子をすりつぶして作られる「カカオマス」に、カカオバター・砂糖・ミルクなどを加えて混ぜ固めた食品です。
シミの種類は「水溶性」「油性(脂溶性)」「混合系」「不溶性」に分かれるのですが、脂肪分が多く含まれたチョコレートのシミは、「油性(脂溶性)」に分類されます。
他にも「油性(脂溶性)」の汚れには、バター・口紅・ファンデーション・クレヨン・油性ボールペンなどがあります。
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普段の生活で衣類にできるシミは「油性の汚れ」や「水溶性の汚れ」のものがほとんどなのですが、それぞれ適切なシミ抜きや洗濯の方法があります。
水溶性のシミなら水だけで分解することができる汚れなので、ご家庭での洗濯で簡単に落とすことができますが、油の汚れになると水洗いだけではキレイに落ちません。
関連記事:「しつこい油汚れの染み!家庭で簡単に出来る染み抜き方法を解説」
もし、ご家族の衣類に発見した茶色いシミが「チョコレート汚れ」なのか「コーヒーのシミ」なのか分からない時には、水で濡らしてみてください。
水でシミがにじめば水溶性の「コーヒー汚れ」、にじまなければ油性の「チョコレート汚れ」の可能性が高いです。
関連記事: 綺麗に落ちないコーヒーの染み抜きは、ミルク入りだとさらに大変!きちんと染み抜きする方法
ただし、時間が経ってしまったシミの場合は、たとえ水溶性の汚れでも水でにじみません。
宅配クリーニングの「プレミアム」では、お客様の衣類についた汚れが「水溶性」でも「油性」でも、キレイにシミ抜きいたします。
衣類についたチョコレートのシミはご家庭で落とせるのでしょうか?
チョコレートなど「油性」のシミでも、汚れ自体はご家庭での洗濯で落とすことは可能です。ただし大事なポイントは、シミの付いた衣類がご家庭で洗濯できる素材かどうかです。
チョコレートのシミ抜きをする前に、必ず衣類についたタグの「洗濯表示」を確認してください。「手洗い」や「水洗い」が可能な衣類ならご家庭でシミ抜きしても問題ありません。
もし、「手洗い不可」と記載されていたらご家庭で洗濯できないタイプの衣類なので、その時にはクリーニングに出しましょう。
「手洗い不可」の服をご家庭で無理やり洗濯すると、衣類の色落ちや型崩れなどが起きてしまう可能性があります。シミ抜きの場合は、衣類に「輪染み」ができてしまうリスクもあるのです。
関連記事: クリーニングが必要?お気に入りの衣類は洗う前に洗濯表示マークを確認!間違えると服が台無しに!?
もし、色柄物の衣類のシミ抜きをする場合には、事前に必ず「色落ちテスト」を行ってください。白いタオル等に水をつけ、衣類の目立たない所に押しつけて色がつかなければ大丈夫です。
宅配クリーニングの「プレミアム」では、ご家庭では難しいタイプの衣服やシミでも、見違えるようにシミ抜きいたします。
関連記事:「家庭で行う「シミ抜き」でシミ落ちて生地ボロボロということも!?知っておきたい知識とコツ」
チョコレートのシミ抜きの際のポイントは?
では、チョコレートのシミをキレイに落とすためのポイントを見ていきましょう。
油汚れを落とす洗剤を使用する
チョコレートは「油性」の汚れですから、油汚れを落とす洗剤が効果的です。
ただ、油汚れに強い洗剤には刺激が強いものも多く、衣類の繊維に負担がかかりやすいので注意してください。
固形汚れは事前に拭き取っておく
衣類についたチョコレートのシミが他のシミと異なるのは、液体汚れだけでなく固形汚れがついている場合が多いことです。
固形汚れが多く残ったまま洗うとシミが広がってしまいますので、シミ抜きの前にティッシュ等を使って出来るだけチョコレートを拭き取っておきましょう。
ぬるま湯を使用する
固形のチョコレートを口に入れると、体温でとろけますよね。そこから分かると思いますが、乾いたチョコレート汚れも温度をあげることで再び浮かせることができます。ただし、熱湯を使用すると生地にダメージを与えてしまうので、ぬるま湯位からお風呂の温度(40~45℃程度)までにしましょう。
ただし衣類によっては、タグの「洗濯表示」が「水温30℃以下」となっている場合もあるので、必ずシミ抜き前に確認してください。
宅配クリーニングの「プレミアム」にお任せくだされば、お客様の衣類に最適な洗剤と水温を選んで、丁寧にシミ抜き仕上げをいたします。
関連記事:「衣服を痛める前に!落ちないシミは宅配クリーニングプレミアムの「染み抜きマイスター」におまかせください」
衣類のチョコレートのシミに効果的な洗剤は?
ここまでお話してきたように、チョコレートのシミは「油性」です。
ですから、衣類のチョコレートのシミは「油汚れに強いもの」を使って落とします。ご家庭だと、どんなものがあるでしょうか?
ベンジン
油を溶かす性質を持つ「ベンジン」は、昔から油汚れを落とす時に活躍してきました。
ただし、ベンジンは「揮発性の高い可燃性の液体」なので、使用には「火気厳禁」「徹底した換気」「マスクの着用」などの注意点があります。
ご家庭にベンジンがない場合も多いですし、繊維に負担がかかったり、変色したり、輪ジミができたりといったトラブルも考えられます。
「シミ抜き専用のベンジン」を持っているならいいですが、ないのなら使用しない方が無難です。
ガスレンジ用の洗剤
「マジックリン」などがそうですが、これも「油汚れ」を落とすための洗剤です。
ただし、ガス台やシンクについた油汚れをゴシゴシ落とすための掃除用の洗剤なので、衣類には不向きです。
洗濯用の固形石鹸
「固形石鹸」は、普段の洗濯のときの「シャツの襟袖」や「靴下」等の部分洗いにとても便利です。しつこい汚れに効果的なので、チョコレートのシミ抜きにも使えます。ただ、あまりゴシゴシすると衣類を傷めてしまいます。
台所用の中性洗剤(界面活性剤)
「台所用の中性洗剤」でしたら、どんなご家庭にもあるのではないでしょうか?
食器用洗剤は「油汚れ」を落としますが手肌に優しい「中性」のものがほとんどですから、衣類への負担も少いのです。
クレンジングオイル
口紅やファンデーションなども「油性」です。ですから、メイク落としの「クレンジングオイル」は、チョコレートのシミ抜きにも有効です。
直接肌に使うものですから、クレンジングオイルの使用は衣類にも負担が少いと言えます。ただ、クレンジングオイルは台所洗剤よりも強いので、使用した後には衣類に残らないよう台所用洗剤を使って落とす必要があります。
その上、全てのご家庭に、必ずしもクレンジングオイルがあるわけではありません。
宅配クリーニングの「プレミアム」では、長年の経験から洗浄力と衣類への負担のバランスを考えて洗剤をブレンドし、衣類に最適な方法でシミ抜きを行っております!
関連記事:「家庭で行う「シミ抜き」でシミ落ちて生地ボロボロということも!?知っておきたい知識とコツ」
ご家庭でのチョコレートのシミ取りの手順
基本的にシミ抜き処理は、洗濯前に行ってください。最初に洗濯したり乾燥機を使ってしまうと、シミが取れにくくなってしまいます。
それでは、衣類や肌への負担の少ない「台所用中性洗剤」を使用した、チョコレートのシミ抜き方法をご紹介します。
1.チョコレートの固形物は、ティッシュなどで取り除いておく
2.チョコレートのシミ部分に「あて布(タオルなど)」を当ててから、衣類を裏返す(先にあて布をあてないと、服の他の部分にチョコがくっついてしまいます。)
3.衣類のシミの部分をぬるま湯で濡らし、台所用中性洗剤を適量たらす
4.歯ブラシ(小さいシミには綿棒)を使い、シミ部分を裏側から小刻みに叩く(あて布に移った汚れが衣類に戻らないよう「あて布」を移動させながら)
5.シミが薄くなったら、40~45℃のぬるま湯で洗剤を洗い流す
6.シミが落ちるまで3~5を繰り返す
7.仕上げに「洗濯用中性洗剤」で、普段通りに洗濯する
厚手の綿素材など丈夫な生地の場合は、歯ブラシで叩く前にシミの部分を指でつまんで軽くもみほぐすと、洗剤が繊維の奥までなじんでシミが早く落ちます。
少しデリケートな生地の場合や、薄く広範囲のシミの場合は、ぬるま湯に台所用中性洗剤を数滴たらした洗剤液に歯ブラシなどを浸しながら叩くといいでしょう。
宅配クリーニングの「プレミアム」では、綿や化繊の衣類はもちろんのこと、シルクやウール等のデリケートな衣類のシミ抜きにも精通しておりますので、お気軽にご相談ください!
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シミ抜きで落ちなかったチョコレートのシミは?
大抵のチョコレートのシミは、台所用中性洗剤を使用した方法で落ちるはずです。
ただ、ひどいシミや時間の経ったシミ、混ざりものの多いチョコレートのシミの場合は、うっすら後が残ることも多いです。
そんな時には、漂白処理を試してみるのもいいかもしれません。
ご家庭でのシミ抜きに使用する漂白剤
チョコレートのシミ抜きに適しているのは、「酸素系漂白剤」です。
ご家庭でしたら「オキシクリーン」や「ワイドハイター」などの酸素系漂白剤の使用がお手軽でしょう。
塩素系の「ハイター」は洗浄力は高いですが、衣類の繊維や手肌に負担がかかるので、あまりおすすめしません。
漂白する前には必ず「洗濯表示」を確認して、ご家庭で漂白できるかどうか確認してください。初めて漂白する衣類の場合は、念の為「漂白テスト」をしておくと安心です。
漂白剤の使用方法はメーカーによって変わるので、事前に必ず注意点や使用する分量を確認してください。
漂白剤を使ったチョコレートのシミ抜きの手順
1.40℃程度の温水に、酸素系漂白剤を混ぜて「漂白液」を用意する
2.シミ抜きしたい衣類を1の「漂白液」につけ置きする
3.チョコレートのシミの状態を見ながら、30分~1時間を目安につけ置く
酸素系漂白剤は、常温の水よりもぬるま湯に入れた方が、漂白効果がアップします。台所用洗剤と同じように漂白剤を直接シミにつけて、数分時間を置く方法もあります。
漂白剤を使用すれば、チョコレートのシミはキレイに落ちると思います。
ただし、シミ抜きを何度も繰り返すと衣類の繊維は傷みますので、大切なお洋服の場合は、できるだけクリーニングを利用しましょう。
大切な衣類についてしまったチョコレートのシミ抜きは、クリーニングの「プレミアム」にお任せくだされば、丁寧に真心込めて美しく仕上げてお返しいたします。
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「シミ抜きマイスター」によるチョコレートのシミのシミ抜き技術
宅配クリーニングプレミアムの「シミ抜きマイスター」は長年の経験と知識で、そのシミの原因から解法を導き出して最適なシミ抜き方法でのシミ抜きを行うことが出来ます。
まず、シミの原因、シミがついてからの経過時間、シミのついた衣服の素材など、様々な要素を観察します。
チョコレートの場合は、油分、タンパク質、タンニン、色素等が含まれていますので、これらを「順番に」落としていきます。
油性には油性処理剤、タンパク質はアルカリ性のしみ抜き剤、タンニンには酸性のしみ抜き剤、色素は漂白処理を行います。
シミの原因と、そのシミの特性を熟知しているからこそ出来る、段階的な手順と、その技法はシミ抜きのプロならではです。
諦めてしまったチョコレートのシミも、宅配クリーニングの「プレミアム」にお任せください!
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宅配クリーニングプレミアムでは3cm以内のシミ抜きは無料サービスです!
「宅配クリーニングプレミアム」では、全てのパックコースで、3cm以内(500円玉程度)の範囲のシミ、そして落ちやすいタイプのシミ抜きを無料サービスで行っております。
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