昨今では仕事関係の集まり、デートやホームパーティなど、一昔前よりもワインを飲む機会が多くなったのではないでしょうか?
それに合わせるように、クリーニング店にワインの染み抜きを依頼されるお客様も増えてきた気がします。
ウイスキーやブランデーなどの家飲みと違い、多くの人が楽しくおしゃべりしたり、環境や少し緊張するシチュエーションで飲まれることが多いワイン。
グラスを傾けすぎてこぼしてしまったり、うっかりテーブルの上のグラスを倒してしまったりといったアクシデントは起こりがちです。
そういった場では、シミの目立つ白いシャツやブラウス、特別なドレスや少し高価なスーツを着ていることも多く、できれば完全にシミを落としたいと思うことでしょう。
本当はすぐにクリーニングに出すのが一番なのですが、外出先にいたりして、そうもいかない場合も多いですよね。
ワインの染み抜きは、スピード重視です。できるだけ早く正しい処理をすれば、大切な衣類についてしまったワイン染みもキレイに落とすことができるのです。
ここでは、外出先での応急処置や、ご家庭での染み抜きの方法をご紹介します。
染み抜きの前にワインの染みの原因を知りましょう
まずは、どうしてワインのシミには落ちにくいと言われるのかを見ていきましょう。
ワインの汚れは「タンニン系」
シミの原因には大きく「タンパク系の汚れ」のものと「タンニン系の汚れ」のものがあり、それぞれ染み抜きの方法が変わります。
ワインのシミは「タンニン系の汚れ」になります。他にも紅茶やビール、お茶などの汚れも「タンニン系の汚れ」に分類されます。
ワインの原料である黒ブドウの果皮と種子には、タンニンが多く含まれているのです。
しかし、ワインには白ワインもあります。特に赤ワインの汚れが「落ちにくいシミ」だと言われるのは、単に色の濃さからくるものなのでしょうか?
赤ワインの汚れの原因は「アントシアニン」
実は、ワインのシミの原因は、ワインの原料である黒ブドウなど、ほとんどの植物に含まれる「フェノール化合物」と呼ばれる成分なんです。「フェノール」は総称で、たくさん種類があるので、一般的には「ポリフェノール」と呼ばれることが多いですよね。「ポリフェノール」は健康成分として知られ、ワインの場合は「フェノール」が味や色、口当たりを左右します。
「フェノール化合物」のひとつが、「アントシアニン」です。
「アントシアニン」は、赤ワインに特有の美しい赤紫色のもととなっているもので、原料である黒ブドウの果皮と種子に多く含まれています。
この「アントシアニン」の赤色色素が衣類などにつくと、濃いシミが残ってしまうのです。
赤ワインは、黒ブドウの実を果皮や種子ごと発酵槽に入れて製造されます。
一方の白ワインは「タンニン」や「アントシアニン」が多く含まれる果皮や種子を取り除いてから醸造されています。ですから、万が一衣類にこぼしてもシミが目立たず、普通の洗濯でも容易に落とすことができるのです。
しかし、「タンニン」や「アントシアニン」を豊富に含む赤ワインのシミ場合は、ご家庭で染み抜きをしても、キレイに落とすことが難しいのです。
宅配クリーニングの「プレミアム」は、厄介な「赤ワインの染み抜き」はもちろんのこと、お茶や紅茶などの「タンニン汚れ」の染み抜き経験も豊富です。
シミが後に残らぬよう、できるだけお早めにクリーニングに出すことをご検討ください。
外出先でワインが衣類についたらすぐに応急処置で染み抜きしましょう
まずは応急処置の染み抜き方法からご紹介します。
ワインのシミには素早く対処しないと、どんどん酸化して落ちにくくなってしまいます。ワイン好きな方なら「ステインペン(染み抜き専用ペン)」を持ち歩いて対策をとっているのでしょうが、あまり一般的ではないでしょう。外出先ですと使えるものは限られていると思いますが、とにかく手近にあるものでやってみましょう!
1.ハンカチや塩を使ってワインを吸い取る
ワインをこぼした部分が、シャツの袖口やジャケットなどの場合は、できるだけ早く「ぬるま湯(または水)で洗い流してください。もし手近に「食器用中性洗剤」があるのなら、それも使用できます。
こぼれたワインが大量だったり、衣類を脱いで洗えない状態の場合は、「ハンカチ」や「おしぼり」などを使って表面に残ったワインをできるだけ吸い取りましょう。その後ハンカチを替えて(または汚れていない部分を使って)、ワインのシミがついた部分を「ぬるま湯(水)」でふき取ります。
衣類に大量に液体をこぼしてしまった時には、「塩」を使う方法も効果的です。
塩は水分を吸収してくれるので、ワインが乾いてしまう前にたっぷりと塩を盛り、軽く押すようにして水分を吸い取らせましょう。
この方法はお手軽で、カーペットにこぼしてしまった場合など、衣類以外にも応用できるので、ぜひ覚えておきましょう。
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2.炭酸水を使って汚れを浮かせる
レストランやパーティ会場など、お酒を出す場所では「炭酸水」を置いてあることが多いです。炭酸水に含まれる二酸化炭素には、汚れを浮かせてくれる効果があるのです。ただ、できれば染み抜きには、糖分や果汁などが入っていない炭酸水を使ってください。
3.ワインの色素をタオルなどに移す
衣類のワインがついた側をおしぼり(あったらタオル)に当て、炭酸水を染み込ませたハンカチでシミの裏側からトントンと叩いてワインの色素を下のおしぼり(タオル)に移します。おしぼり(タオル)をこまめに変えながら、完全にワインの色が落ちるまで繰り返します。その時、強くこすってしまうと生地が傷むので、軽めに辛抱強く叩くのがポイントです。
この応急処置で完全にワインのシミが落ちたのなら、後はご自宅で普通に洗濯すればOKです。まだ少しシミが残っている場合には、家に戻ってからしっかり染み抜き処理をしましょう。
ただ、シルクやウールなどの素材の衣類は、ご家庭で染み抜きをすると生地を傷めてしまったり、衣類が変色してしまう可能性があります。デリケートな衣類はできるだけ早めにクリーニングに出して、プロにお任せするのがいいでしょう。
宅配クリーニングの「プレミアム」では、24時間365日インターネットでのお申込みを受け付けておりますので、ぜひ衣類にワインをこぼしてしまったその日の内にお申し込みくださいませ。
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ワインの染み抜きの際の注意点
実際にワインの染み抜きを始める前に、ご家庭でクリーニングや染み抜きをする時に注意するべき基本のポイントをおさえておきましょう。
洗濯表示を必ず確認する
ご家庭で衣類の染み抜きをする前には、必ず衣類タグにある「洗濯表示」を確認してください。衣類の素材は見た目で判断できないこともあります。ご家庭で洗濯できないタイプの衣類に染み抜き処理をしてしまうと、取返しのつかないことになってしまうこともあります。
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生地の取り扱いには充分に注意する
染み抜き処理をしている時に、シミを落としたいがために無理矢理ゴシゴシこすると生地が傷むのでNGです。水よりお湯を使った方が汚れは落ちやすいとしても、高温過ぎる熱湯を使うのも生地にダメージを与えることになります。
染み抜きには「あて布」を使う
染み抜き処理のポイントは「あて布」です。
衣類のシミがついた部分に「あて布」にあて、シミの裏から叩いて「汚れをあて布に移動させる」のが基本の染み抜き方法です。
面倒臭がって「あて布」を使用しないと、水や洗剤で浮き出した汚れが衣類に広がり、「輪染み」をつくってしまいます。
漂白剤を使用する時の注意点
ワインの染み抜きに漂白剤を使用する際には、特に次の点に注意してください。
・主成分が「次亜塩素酸塩」の漂白剤には、他の漂白剤を絶対混ぜて使わない
・金属がある部分に使うのは避ける
・水で薄めた漂白剤はその日のうちに使い切る
他にも、各漂白剤のボトルに記載されている「使用法」や「注意点」は必ず読んでから使用してください。
ご家庭での染み抜きには、注意するべきことが意外とたくさんあるのです。
失敗したくない方や、染み抜きに時間や手間をかけたくない方には、クリーニングサービスの利用をおすすめします。
宅配クリーニングの「プレミアム」にお任せくだされば、お客様の貴重な時間を節約できます。ワインで汚れてしまった衣類もキレイに染み抜きされて戻りますので、ご自宅で安心してお待ち下さい。
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ご家庭でワインの染み抜きをする前には「衣類表示」の確認が必要です
ご家庭でワインがついた衣類の染み抜きをする前には、まず衣類のタグに書いてある「衣類表示」を確認しましょう。
「水洗い可」「手洗い可」の表示のある衣類なら、ご家庭で染み抜きをしても大丈夫です。
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一般的な白いワイシャツには綿やポリエステルなどの丈夫な素材が使われているので、ご家庭で水洗いができるはずです。
ただ、ウールやシルクなど、ご家庭では洗濯できない服は、水で濡らすと縮んだり、生地が傷んでしまったりするので、ご家庭での染み抜きはできません。色柄ものの衣類も色落ちの心配があるので、やめておいた方がいいでしょう。
普段からご家庭では洗わずにクリーニングに出している衣類にワインをこぼしてしまった場合には、迷わずクリーニング店に任せましょう。
宅配クリーニングの「プレミアム」は、長年の経験からあらゆる素材の染み抜きに精通しております。デリケートな衣類や色柄ものの衣類の染み抜きは、ぜひ「プレミアム」にお任せください!
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ご家庭でワインの染み抜きをする手順
ワインでできた染みは、放置するとどんどん酸化して落としにくくなるので、早めに対処しましょう。こぼした直後に対処すれば、洗剤やぬるま湯だけで意外と簡単に落とすことができます。
ワインの染み抜きには、ご家庭にある「食器用洗剤(弱アルカリ性洗剤)」の利用が便利です。食器用洗剤に含まれた「界面活性剤」は、染み抜きにも効果があります。
同じ弱アルカリ性の洗剤でも、洗濯用洗剤には「蛍光剤」が含まれている場合が多く、シミに反応して色落ちする場合があるので注意しましょう。
衣類を洗濯したり乾燥機にかけてしまうとシミが取れにくくなるので、洗濯する前に染み抜き処理を行いましょう。
食器用洗剤を使ったワインの染み抜きの手順
1.衣類の赤ワインのシミがある部分に、食器用洗剤を塗る
2.衣類を裏返し、食器用洗剤を塗った面に「あて布(きれいなタオル等)」をあてる
3.シミの裏側から歯ブラシ等を使ってトントンと叩き、あて布に汚れを移動させる
4.「あて布」を替えながら、軽くトントンする
5.シミが薄くなってきたら、40~45℃のぬるま湯で洗い流す
6.シミが完全に落ちるまで、1~5までを繰り返す
ワインがついてしまったばかりの衣類でしたら、この処置で染み抜きできるはずです。ただ、歯ブラシで何度もトントン叩くのですから、やはり多少は生地が傷みます。
少し時間が経ってしまったワインのシミや、色柄ものやデリケートな衣類の場合は、最初からクリーニングに出すのが賢明です。
シルクのブラウスやドレス、スーツやニットなど、デリケートな衣類についてしまったワインの染み抜きは、宅配クリーニングの「プレミアム」にお任せください。当社の経験豊富な「シミ抜きマイスター」が、お客様の大切な衣類についたワインを丁寧に染み抜きいたします。
関連記事:「衣服を痛める前に!落ちないシミは宅配クリーニングプレミアムの「染み抜きマイスター」におまかせください」
オキシドールを使用したワインの染み抜き
なかなか落ちない赤ワインの色を抜くために、オキシドールを使用する方法があります。
ドラッグストアなどで手軽に入手できる「消毒用オキシドール」は、赤ワインの染み抜きや血液の汚れに有効です。
オキシドールを使ったワインの染み抜きの手順
1.カップ1杯程度のオキシドールに「食器用洗剤」を少量(小さじ2程度)を混ぜる
2.衣類のシミのある部分へ1のオキシドールを塗る
3.衣類を裏返し、オキシドールを塗った面に「あて布(きれいなタオル等)」をあてる
4.あて布に汚れを移すイメージで、シミの裏側から歯ブラシ等でトントン叩く
5.「あて布」を替えながら、シミが薄くなるまで続ける
6.シミが薄くなってきたら、40~45℃のぬるま湯で洗い流す
7.シミが落ちるまで、2~6を繰り返す
オキシドールを使用する染み抜きは手っ取り早い方法ですが、生地を傷める可能性があるので、慎重に行ってください。
赤ワインのような目立つシミの染み抜き処理をしていると、衣類に必要以上の負担がかかってしまうことが多いのです。大切な衣類へのダメージを最小限にするためには、染み抜きはクリーニングのプロに任せるのが一番です。
宅配クリーニングの「プレミアム」にお任せくだされば、生地にできるだけ負担をかけないよう細心の注意を払って、じっくり丁寧な染み抜きをいたします。
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重曹を使ったワインの染み抜き
ワインの染み抜きに「重曹」を使用する方法もあります。
「重曹」は食べこぼしなど「タンパク系の汚れ」が得意でお掃除に重宝しますが、ワインを含む「タンニン系の汚れ」の染み抜きにも活躍します。なぜなら、「炭酸水素ナトリウム」である「重曹」は、酸性汚れにも効果が期待できるからです。
あまり時間経っていないワインのシミであれば、重曹をふりかけると化学反応を起こしてアルカリ性になり、シミが落としやすくなります。
ワインをこぼした部分にシミが隠れるくらいの重曹をふりかけ、そこに熱湯を注いでもみ洗いしてください。
ただ、数日経ってすでに酸化してしまった赤ワインのシミの場合は、重曹だけで汚れを落とすのはかなり難しいでしょう。
重曹を使用した染み抜き方法は安全なイメージがありますが、酸素系漂白剤やオキシドールと比べると漂白効果はあまり高くありません。ですから、ワイン染みのひどい衣類だと、この方法では落ちないケースも多いです。
衣類にシミができた時にご家庭で色々な方法を試してしまうと、衣類の生地自体がダメージを受け、長持ちしなくなってしまいます。
取り返しのつかない事になる前に、私たち宅配クリーニング「プレミアム」にお任せくだされば、お客様の大切な衣類にダメージを与えることなくスッキリとワインの染み抜きをいたします。
関連記事:「衣服を痛める前に!落ちないシミは宅配クリーニングプレミアムの「染み抜きマイスター」におまかせください」
酸素系漂白剤を使ってワインの染み抜きする方法
メリット・デメリットを考えると、ご家庭での赤ワインの染み抜きには「オキシドール」や「重曹」よりも、「酸素系漂白剤」を使用するのが無難かもしれません。
ただ、色柄もの以外の衣類でも、素材によっては漂白剤が使用できない場合があるので、必ず事前に「衣類表示」やタグに表示された「洗濯方法」を確認してください。
できれば「漂白テスト」を行っておくと安心です。
「塩素系」の漂白剤は洗浄力は強力ですが衣類や肌へのダメージも強いので、使用しない方がいいでしょう。
「酸素系漂白剤」を使用したワインの染み抜き手順
漂白剤は温度が上がると化学反応を起こすので、お湯を使うことで汚れが落としやすくなります。
1.洗面器などに40~45℃程度のお湯はり、漂白剤を入れる
2.そこにワインのついた衣類を入れて、 15分~30分ほど放置する
3.すすいで、衣類についた漂白剤を落とす
4.普通に洗濯する
漂白剤は温度が上がると化学反応を起こすので、お湯を使うことで汚れが落としやすくなります。ただ、水よりお湯を使う方が衣類への負担は高くなります。
衣類が洗面器に入らないサイズの場合は、バスタブを使うという方法もあります。
漂白効果をアップさせる裏技として漂白剤にアルカリ剤を入れる方法などもありますが、素人が行うと衣類にダメージを与える場合もあるので注意が必要です。
衣類の漂白に慣れている場合は問題ないのですが、漂白剤は間違って使用してしまうと、地色に色ハゲが生じたり衣類の繊維を傷めてしまったりします。
ご家庭で洗濯できる丈夫な生地や、もし染み抜きに失敗しても惜しくない衣類の場合ならいいのですが、やはり大切な衣類はプロのクリーニング業者に頼むのが一番です。
宅配クリーニングの「プレミアム」では熟練のクリーニング技術で、お客様の大切な衣類に色ハゲや輪染みなどをつくることなく、美しい染み抜き仕上げを心がけております。
関連記事:「家庭で行う「シミ抜き」でシミ落ちて生地ボロボロということも!?知っておきたい知識とコツ」
こぼしてから時間が経ったワイン染みを抜きたい場合は?
ワインの染み抜きは時間勝負です。シミがついてから時間が経っている場合は、「アントシアニン」の成分が酸化して、簡単には落とせなくなっています。
時間が経ったワインの染み抜き
ワインをこぼしてからある程度時間が経過している場合には、ぬるま湯と台所用洗剤を使って数回シミをすすいでから、お湯と漂白剤を入れた洗面器につけおきます。
つけおくのが心配な方は、お湯でうすめた漂白剤にタオルを浸して軽く絞り、タオルでシミを揉んで直接なじませるという方法もあります。
ただ、衣類の素材によっては、長時間漂白剤につけこむと生地が傷んでしまう可能性があるので、必ず衣類タグに表示されている洗濯方法を確認してからにしましょう。
ホットミルクを使う方法
こぼした時に応急処置ができなくて取りにくくなったワイン染みに、「ホットミルク」を使って染み抜きをされる方もいます。
ワインの色素である「フェノール化合物」は、牛乳などに含まれる脂肪分と結びつきやすい性質を持っています。ですから、ホットミルクの熱と脂肪分が、ワインの染み抜きに効果的な役割を果たすというわけです。この方法ではシミの色素を牛乳の脂肪に吸収させるので、低脂肪や無脂肪ではなく「成分無調整牛乳」を使います。
この方法では、シミのついた衣類をホットミルクに30~40分ほど浸した後に冷たい水ですすぎ、通常の洗濯をしたら染み抜き完了です。
ただ、あまりにも時間が経ったシミは、ご家庭でどんな方法で染み抜きしてもキレイに落ちない場合が多いです。そんな時には、できるだけ早くプロのクリーニングを利用してください。
宅配クリーニングの「プレミアム」では、時間が経ってなかなか落ちないワインのシミも、時間をかけて丁寧に染み抜きいたします。ご自宅で染み抜きをして失敗してしまった!という場合も、ぜひ当社の「シミ抜きマイスター」にお任せください!
関連記事:「衣服を痛める前に!落ちないシミは宅配クリーニングプレミアムの「染み抜きマイスター」におまかせください」
落ちにくいワインの染み抜きはプロに任せましょう!
染み抜きのポイントは、適した洗剤の選び方と濃度調整、使用する水の温度、そして作業にかける時間です。クリーニング業者では、どのように染み抜きするのでしょう?
洗剤の選び方と濃度調整
ご家庭で使用する洗剤の種類は限られていますが、クリーニング店では豊富な種類の洗剤が揃っています。
クリーニング店で使用する洗剤は市販のされていない特殊なものも多く、その中から衣類の素材やシミの種類などケースに合わせて、最適な洗剤が選ばれるのです。
そして、必要な場合には複数の洗剤を組み合わせ、濃度などを調整しながらクリーニングや染み抜きの工程が取られるのです。
水の温度
クリーニングや染み抜きの時に使用する水の温度も大切です。
基本的に温度が高いと洗浄力は活性化し、汚れやシミが落ちやすくなります。ただ、温度は高ければ高いほどいい訳ではなく、大体60℃前後がベストです。
クリーニング工程での水の温度は非常に大切ですが、ご家庭で染み抜き作業をする際に、一定温度を保たせるのは難しいのではないでしょうか?
染み抜きにかける時間
もうひとつ染み抜きで大事なことは、もしシミ部分が少しでも薄くなるのなら諦めずに、同じ処理を何度も繰り返すことです。
関連記事:「衣服を痛める前に!落ちないシミは宅配クリーニングプレミアムの「染み抜きマイスター」におまかせください」
宅配クリーニング「プレミアム」の染み抜きマイスターの技術でワインのシミを「なかったこと」に!
ご家庭で扱える洗剤や設備で、ワインの頑固なシミを綺麗に染み抜きすることは、シミの状態によっては難しいでしょう。
当然ですが、染み抜きに使う洗剤類や、染み抜きの工程は衣類にダメージを与えるものです。ワインの染み抜きが綺麗にできなくて、なんども同じ工程を繰り返すと、衣類にもダメージが蓄積していきます。
衣類にできるだけダメージを与えずに、シミだけを綺麗に染み抜きしたいなら、やはり最初から染み抜きのプロにまかせるのがベストと言えるでしょう。
宅配クリーニングプレミアムの染み抜きマイスターのこだわり
染み抜きマイスターの手による染み抜きは、シミの種類や衣類の素材だけでなく、使用年数や保存状態によって異なる染み抜き処理をいたします。
また、その日の温度に合わせて4種類の洗剤と漂白剤を組み合わせ、少しづつ温度を調整しながら、ひとつひとつのシミに最適な染み抜き方法を探していくので、プレミアムな品質が実現できるのです。
そして、宅配クリーニングプレミアムでは、すべてのパックコースにこの染み抜きサービスが含まれています。
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衣類についた赤ワインのシミは、シミの中でも厄介なタイプです。
ちまたでは色々な方法が試されていますが、時間が経ってしまったり、できてしまったシミが酷い場合には、どんな方法を使っても完全にはシミが落ちない場合も多いのです。
クリーニング代を節約しようとご自宅で染み抜きをしても、もし失敗してしまったら、衣類を買い直すことになってしまいます。
簡単に落とせるタイプのシミはともかく、赤ワインのシミなど落ちにくいシミの場合には、お早めにクリーニングに出すことをおすすめします。