料理中や食事中に衣類についた「油汚れのシミ」はなかなか落ちない!
特にキレイ好きな人にとっては、油は天敵です!衣類についた汚れは、出来るだけ早く染み抜きしないと落ちなくなってしまいます。
ベタベタした油のシミは落ちにくいイメージがありますが、実は大抵の油汚れの染み抜きは、それほど大変ではないのです。
油のシミの特徴を理解して正しい方法で洗濯すれば、意外と簡単にシミを落とすことができるのです。
この記事では、油のシミに適したおすすめの洗剤や洗濯方法、ご家庭でできる簡単な染み抜き方法についてご紹介します。
「水溶性」か「油性」か「不溶性」かで染み抜き方法は変わります
シミにはいくつかの種類があり、それによっておすすめの洗剤や染み抜き方法が変わります。シミの元となっている汚れの種類とその特性を知っておくと応用も効きますので、まずはそこから見てみましょう。
シミは大きく「水溶性」「油性(脂溶性)」「不溶性」に分けられます。
この中で、油でできたシミは文字通り「油性(脂溶性)」に分類されます。
シミの種類「油性」
「油性(脂溶性)のシミ」には、食用油、機械油、バター、カレー、マヨネーズ、チョコレート、口紅・油性ファンデーション、クレヨン・油性ペンなどが挙げられます。
シミの種類「水溶性」
代表的な「水溶性のシミ」はビール、ワイン、コーヒー、紅茶、お茶、ジュース、果汁、味噌汁、醤油、血液、インクなどですが、これが最もよくある衣類のシミかもしれませんね。
シミの種類「不溶性」
3つの種類の中で最も厄介な「不溶性のシミ」の原因は、墨汁、鉛筆、泥汚れ、ガム、接着剤、金属のサビなどです。
シミの原因種類別の染み抜きなんて大変!と思ったらプロにおまかせ!衣類についた油の染み抜きは、ぜひプレミアムにおまかせください。
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染み抜きの前にシミが水溶性・油性・不溶性かを見分ける方法
ご家族の衣類を洗濯している時に発見したシミは、「水溶性」か「油性(脂溶性)」か「不溶性」か分からない時があります。
基本的に白・黄色・茶色っぽいシミは「水溶性」、黒っぽいシミは「油性」の確率が高いのですが、「不溶性」のシミの要因は様々なので見分けるのは難しいでしょう。
パッと見で分からない時には、衣類のシミの部分に水をかける方法を試してみてください。
水をかけた時にシミがにじんだり、シミが薄くなったりしたら「水溶性の汚れ」です。シミ部分が水をはじいたら「油性の汚れ」の可能性が高いです。
「不溶性の汚れ」の場合は、そのどちらにもなりません。
ただ、あまりにも時間が経ってしまったシミだと、この方法だけでは判断がつかないことも多いです。
衣類についたシミの原因が分からない場合には、ぜひ宅配クリーニングの「プレミアム」におまかせください!
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水溶性のシミの基本の落とし方
カフェや居酒屋でのアクシデントとして一番多いのは、ビール、酒、ジュースなどの「水溶性の汚れ」かもしれません。
「水溶性」のシミは水に溶けるので、基本的には汚れがついた時にすぐに水洗いすれば問題ありません。ですから、たとえ外出先でも正しい応急処置をすれば後に残る可能性はぐっと減ります。
少し時間が経ってしまった場合でも、水と洗剤を使って簡単に落とすことができます。ただ、放置すると水に溶けなくなったり、酸化して黄ばみとなってしまうので、できるだけ早い対処が大切です。
色素の強いワインやコーヒーのシミの場合は、漂白処理などで落としますが、それでも落ちなかった場合はクリーニングに出しましょう。
ただ、水溶性のシミを落としたい時には、ドライクリーニングではなく「染み抜きサービス」を利用してください。
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宅配クリーニングの「プレミアム」では、シミに精通した経験豊富な「染み抜きマイスター」が、衣類に残った「水溶性のシミ」をスッキリ落とします!
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油性のシミの基本の落とし方
ご家庭での料理やお食事、外食の際によく起こるアクシデントは「油性汚れ」でしょうか。
「油性(脂溶性)」は油に溶ける性質を持ち、水洗いだけでは落ちません。水溶性の汚れの染み抜きよりも、少し手間も時間もかかります。
基本的にはクレンジングオイルや台所用の中性洗剤など、油汚れに強い洗剤を使う方法で、比較的簡単に落とすことが可能です。
台所用中性洗剤でシミが落ちない場合には、漂白剤の使用も有効です。
除光液、ベンジン、アルコール、シンナー等を使用する方もいますが、これらは全ての衣類に使えるわけではなく、取り扱いには充分な注意が必要です。刺激が強いので衣類の生地や手肌へのダメージを考えたら、できれば使用しない方がいいでしょう。
やはり、デリケートな衣類や色落ちする衣類の場合は、ご家庭で無理やり染み抜きはせずにクリーニングのプロに任せた方が無難です。
簡単な油汚れだとドライクリーニングの有機溶剤だけで落ちることが多いですが、シミをキレイに落とすためにはできれば「染み抜きサービス」を利用しましょう。
宅配クリーニングの「プレミアム」では、「染み抜きマイスター」が「油性汚れ」に適した洗剤と染み抜き方法で、油のシミのついたお客様の大切な衣類をキレイに蘇らせます。
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不溶性のシミの基本の落とし方
「不溶性」の染み抜きは、3種類のシミの中では一番難易度が高いかもしれません。水にも油にも溶けないので、シミを落とすには多少手間や時間がかかります。
基本的にはまずシミを乾燥させ、揉みほぐしたり歯ブラシで叩いたりして根気よく固形物の汚れを取ります。その後に台所用洗剤などを使って染み抜き、必要なら漂白、通常の洗濯という流れになります。
汚れの粒子が小さいと繊維の内部まで入り込んでしまい、揉みほぐしたり叩いたりしても非常に落ちにくくなるのです。
不溶性の染み抜きの工程は、衣類にかなりの負担がかかります。
そして、このタイプのシミを通常の洗剤を使って染み抜きするのは大変です。
ご家庭で完全にシミを落とすのには限界がありますので、なかなかシミが落ちなかったら早めに諦めてクリーニングに出すことをおすすめします。
宅配クリーニングの「プレミアム」では、「染み抜きマイスター」が不溶性の汚れに適した洗剤をブレンドし、時間をかけて丁寧な染み抜き処理をいたします。
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ご家庭での油汚れの染み抜き方法
では、実際に油汚れの染み抜き手順をご紹介します。
染み抜き処理は、洗濯前に行ってください。
油汚れの染み抜きには、界面活性剤の含まれた「台所用中性洗剤」が効果を発揮します。
食器洗い用の中性洗剤はしつこい油汚れを落としますが、手肌へ負担がかからないようにつくられているので、衣類へのダメージも少なく風合いも損ないません。
ご家庭のシミ抜きでよく使用されているのは、「キュキュット」や「ジョイ」等の台所用洗剤です。
台所用中性洗剤を使用した油の染み抜きの手順
1.衣類の油がついた部分に「あて布(タオル等)」を当ててから、衣類を裏返す
2.油の染み抜きをする部分をぬるま湯で濡らし、台所用中性洗剤を適量たらす
3.厚手の綿素材など丈夫な生地の場合には、シミの部分を指でつまんで軽くもみほぐして、繊維の奥まで洗剤をなじませる
4.歯ブラシ(小さいシミには綿棒)を使い、油のシミ部分を裏側から小刻みに叩く(あて布に移した汚れが衣類に戻らないよう「あて布」を移動させながら行う)
5.シミが薄くなったら、40~45℃のぬるま湯ですすいで洗剤を洗い流す
6.シミが落ちるまで、2~5を繰り返す
7.普段のように「洗濯用中性洗剤」で洗濯して、仕上げる
少しデリケートな生地の場合は3の工程をスキップしてください。薄いけれど広範囲のシミの場合には、ぬるま湯に台所用中性洗剤を数滴たらして「染み抜き液」を作り、歯ブラシなどを浸しながら叩くといいでしょう。
ご家庭で水洗いができない衣類の油の染み抜きは、ぜひ宅配クリーニングの「プレミアム」をご利用ください。
関連記事:「衣服を痛める前に!落ちないシミは宅配クリーニングプレミアムの「染み抜きマイスター」におまかせください」
クレンジングオイルを併用した油の染み抜き
台所用中性洗剤だけでシミが落ちなかった場合は、クレンジングオイルを利用する方法もあります。メイク汚れを落とす「クレンジングオイル」は、落ちにくい油汚れの染み抜きにも適しているのです。
できれば、生地への負担を減らすために、着色料や香料を使用していない無添加のクレンジングオイルを使用しましょう。
クレンジングオイルは水で乳化すると効果が落ちるので、乾いている状態の衣類に使用することをおすすめします。
染み抜き方法は、油のシミ部分に直接クレンジングオイルをたらして優しく揉み込みます。シミの程度によっては、台所用中性洗剤での染み抜きの工程4のように「あて布」を使用して歯ブラシで軽く叩いてシミを落とします。
シミが落ちたら、クレンジングオイルが衣類に残らないよう、必ず台所用中性洗剤で洗い流してください。
クレンジングオイルでも落ちなかった油の染み抜きは、宅配クリーニング「プレミアム」の染み抜きのプロ「染み抜きマイスター」にご用命ください!
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重曹を併用した油の染み抜き
最近はご家庭でのお掃除だけでなく、お洗濯や染み抜きにも重曹を使用する方が増えてきました。
油汚れの染み抜きの場合は、重曹だけを使用してもそこまでキレイに落ちませんが、台所用中性洗剤と組み合わせれば相乗効果が期待できます。
重曹を使った染み抜きの手順は:
1.台所用洗剤を使った染み抜き工程2で、衣類の油のシミ部分に台所用中性洗剤をたらしたら、その上に少量の重曹を振りかける
2.後は、台所用洗剤を使用した染み抜きと同じく、工程4~7に従って仕上げる
重曹はあらかじめ溶かさずに直接振りかけることで、柔らかい研磨剤の役割もしてくれてます。
ただ、あまりゴシゴシ研磨してしまうと、生地が傷むので注意しましょう。
宅配クリーニングの「プレミアム」では、お客様の大切な衣類の繊維を傷めることなく、生地に優しい方法で染み抜き処理を行っております。
関連記事:「衣服を痛める前に!落ちないシミは宅配クリーニングプレミアムの「染み抜きマイスター」におまかせください」
漂白剤を使った油汚れの染み抜き方法
油汚れの中でもカレー、チョコレートなど特に色素の強いものは、染み抜きをしても色が残る場合が多いので、最終手段として漂白剤を使用してシミを落とします。
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油の染み抜きに使用する漂白剤
衣類についた油汚れの染み抜きには、ワイドハイター、ブリーチ、オキシクリーンなどの「酸素系漂白剤」の利用をおすすめします。漂白力は「塩素系」より弱く、効果もゆっくりですが、安全で手軽に染み抜きできます。
「塩素系漂白剤(ハイターなど)」は漂白力が高いですが、使用できる衣類が限られている上、使用する際の注意点が多いです。失敗した場合には「カルキ抜き」で中和するなど難易度が高いので使用しない方がいいでしょう。
漂白剤を使うと生地の色が抜けてしまう場合があるので、使用する前には必ず衣類の「漂白テスト」をし、漂白剤に記載された「使用分量」や「つけおき時間」など、「使用上の注意」に従ってください。
「漂白テスト」では、濡れた白タオルにアルカリ洗剤をつけて生地を叩き、色落ちするかどうかで判断します。
漂白剤を使用した油の染み抜きの手順
1.40℃程度の水に酸素系漂白剤を混ぜ「漂白液」をつくる
2.染み抜きしたい衣類を1の「漂白液」につける
3.油のシミの状態を見ながら、30分程度を目安につけ置く
4.よくゆすいでから普通に洗濯する(漂白剤が残っていると、色抜けなどが起こります。)
漂白剤を直接シミにつけて数分間置く「部分漂白」の方法も有効です。酸素系漂白剤は「ぬるま湯」を使用すると、漂白効果やスピードがアップします。
ただ、あまり温度が高すぎると、変色や色抜けの原因になるので注意しましょう。
漂白剤を使用すると、染み抜き処理で残った油のシミもキレイに落ちるでしょう。
しかし、染み抜きを何度も繰り返すと生地にダメージを与えますので、デリケートな素材や大切な衣類の染み抜きは、クリーニング業者に依頼しましょう。
宅配クリーニングの「プレミアム」では、通常の染み抜きや漂白でも落とせなかった油のシミにも対応しております!
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お気に入りの服を台無しにする前にプロにおまかせが一番安心です!
ここまで見てきた通り、油シミの染み抜きは、その素材やついた油の種類によって、使う洗剤や漂白剤、染み抜きの手順やお湯の温度管理までに気を使い、正確に行わなければなりません。
慣れない方が家庭で行う染み抜きにはリスクが伴います。
複数の洗剤類を使うため、慣れていないと上手く行かないことも多いのです。
洗濯は衣服を綺麗にしますが、その度に衣服にも僅かながらダメージが蓄積します。中でも染み抜きは強い洗剤類を使うこともあり、知識と経験がないと折角の手順も無駄になってしまうこともあるのです。
慣れている方なら問題ありませんが、インターネットの検索でサイトを見ながら作業するというのであれば、大切な衣類であればあるほどおすすめいたしません。
労力をかけてリスクの高い作業をするよりも、プロのクリーニングにおまかせするのが賢い選択と言えるでしょう。
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宅配クリーニングプレミアムの「染み抜き」はシミ抜きマイスターによるプロのシミ抜き
宅配クリーニングプレミアムはクリーニングの技術とクオリティには自信をもっておりますが、特に「シミ抜き」には絶対の自信がございます。
長年の知識と経験に裏付けられた技術で、しつこい油シミも綺麗に染み抜きいたします。
しかも、宅配クリーニングプレミアムでは3cm以内の大きさの染み抜きは無料で対応しております。