目立って気になるだけでなく、洗濯機では中々落ちてくれない洗濯物の油染み。綺麗にしなきゃとは思うけど、ただでさえ普段の家事でも精一杯で、シミ抜きばかりに時間は割けない!
そんな時は、洗濯機にかける前の「下洗い」を工夫するのがおすすめ。ちょっとひと手間の対処法をプラスするだけで、洗濯機だけでもずっと綺麗に油染みが落ちるようになりますよ。
そこで本記事では、シミ抜きの手間をかけずに油染みを落としたい時に使える、洗濯前の下洗いのテクニックを油染みの難易度別に一挙ご紹介します!手間いらずで油染みを落とせるようになりましょう!
間違えると衣類が台無しに!?まずは洗濯タグと油染みの種類をチェック!
では早速下洗いの方法を見ていくその前に、まずは衣類とシミの種類を必ずチェック!衣類の繊維の種類は多種多様で、シミも油が主成分とは限りません。間違った下洗いで衣類が台無しにならないよう、まずはしっかり確認するところから始めましょう。
洗濯タグをチェック
衣類の裏側についている洗濯タグを見れば、その衣類が対応している洗い方、NGな洗い方などが分かります。例えば使っていい漂白剤の種類や、お湯の上限温度、そもそも水洗いが可能かどうか等もマークによって詳しく表示されているので、まずはこちらを入念にチェックしましょう。手洗い不可の表示がされている場合は、ご家庭で洗濯すると型崩れや繊維の大きなダメージにつながるため要注意。
もし自宅での洗濯が可能だとしても、色柄物は色落ちしないか「色落ちチェック」をしましょう。白いタオルなどに水をつけて目立たない場所にあて、3分ほど待って色移りしないか確認してください。
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油染みとはどんなシミ?
次に、油染みの特性について知っておきましょう。油染みは別名「脂溶性汚れ」と呼ばれ、水に溶けにくく油に溶けやすい性質があります。
また、温まると粘度が下がり浮きやすくなるため、洗濯タグで指定された温度の範囲内でお湯を使って洗うことがポイントです。具体的には、動物性の油は40℃、植物性の油なら60℃程度で浮きやすくなります。
油染みかどうか不安なら水を垂らしてチェック
シミの種類は油染みだけではありません。脂溶性シミのほかに水溶性シミ、不溶性シミがあり、アプローチが変わってきます。時間がたったものは見分けがつきにくく、油染みではないかもしれません。
油染みかどうかを見分ける手っ取り早い方法は、シミの上に水を少し垂らして待つという方法です。水溶性シミなら少しすると染み込み、広がりますが、脂溶性シミでは汚れが滲む・薄くなることはありません。
水溶性シミの場合は、別のアプローチ方法でシミ抜きに対応するほうが良い場合もあります。
関連記事:「綺麗に落ちないコーヒーの染み抜きは、ミルク入りだとさらに大変!きちんと染み抜きする方法」
水洗いも手洗いもダメな衣類は、初めから宅配クリーニングに出しましょう。宅配クリーニングプレミアムなら、熟練のクリーニング職人「シミ抜きマイスター」が1枚1枚丁寧に仕上げるシミ抜きで、水洗いできない繊細な衣類の油染みもきれいさっぱり落とします。
関連記事:「宅配クリーニングプレミアムが「衣類のクリーニング」のサービスであるという誤解」
カレーなど食品系の油染みは比較的簡単に落とせる!洗濯前に食器用洗剤で浸け置き
では、実際に油染みを落とす下洗いの方法を具体的に見ていきましょう。まずは、比較的簡単に落とせる食品系の油染みからです。
食品系の油染みとは、例えばチョコレートやカレー、パスタなど、油分が多めに混ざった食べ物の汚れのこと。頑固に見えても、このタイプは油染みの中で比較的落としやすい部類に入ります。
下洗いの手順はこちら。
- ティッシュなどを使い、固形物を丁寧に取り除く
- シミ部分をぬるま湯に浸ける
- シミ部分に食器用洗剤をたらし軽くもみ込む
- 20分ほど放置してよくすすぐ
ぬるま湯の温度は洗濯表示の上限の範囲で、40~60℃が目安。使用する洗剤は、油を溶かす食器用の中性洗剤がおすすめです。こすると油が繊維の奥に入り込んでしまうので、優しく押す・揉むという動作で洗いましょう。
明らかに付いてから時間がたっている汚れや、チョコやカレーなどの色素が強い油染みにはもうひと手間をプラス。汚れ部分を浸けるお湯に液体の酸素系漂白剤(弱酸性)を少量たらし、洗浄液を作ります。
この時、漂白剤を使って大丈夫か洗濯表示はチェックしましょう。肌荒れの原因になるため、ゴム手袋は必須です。
また、あまり温度が高すぎると変色・色抜けの原因になるので40℃程度のお湯を使ってください。浸け置きして放置する時間も最大で2時間ほどと、油染みの様子を見ながら気長に待ちましょう。
洗濯してもうっすらと汚れが残っている時は、無理に自分でシミ抜きすると衣類を傷めてしまうのでプロのクリーニング店にご依頼ください。
宅配クリーニングプレミアムでは、ご自宅での洗濯では落とせなかった油染みや、他クリーニング店でも落とせなかったシミでもお任せください。熟練のシミ抜きマイスター技術で、気になるシミを取り除きます。
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純粋な油や機械油の洗濯前にはクレンジングオイルで下洗い
食品系の油染みよりも落とすのが難しいのが、より純度が高い油によってできた汚れです。例えば付着してから時間がたったオリーブオイルやココナッツオイル、機械油などが含まれます。
透明に近い色なので簡単に落とせると思いきや、うっすらと残ってしまい消し切るのが難しいのです。
こういった汚れを洗濯機でも落とするには、主にメイク落としで使うクレンジングオイルを使っての下洗いが効果的。手順は次の通りです。
- 衣類を完全に乾かし、油染みにクレンジングオイルをたっぷり垂らす
- 押す・揉む動作でよくなじませ、5分以上放置
- 40℃程度のぬるま湯でしっかりすすいでクレンジングオイルを落とす
クレンジングオイルは水に触れると乳化して、洗浄力が無くなってしまいますので、必ず完全に乾いた状態で進めましょう。
機械油などには、作業着専用の汚れ落としスプレーや専用の強力な液体洗剤も便利です。また、耐熱性の高い綿・木綿・麻など植物性の繊維でできた服は、少し洗剤を入れた洗濯液で煮洗いしても下洗いとして効果的!
それでも落ちないなら、宅配クリーニングに任せましょう。宅配クリーニングプレミアムはネットで24時間365日注文でき、自宅まで郵便局員が集配に来るので、べたついた作業着などを持ち歩きたくないときにも便利です。
自宅から完結の宅配クリーニングプレミアムは、こちらからご注文いただけます。
関連記事:「しつこい油汚れの染み!家庭で簡単に出来る染み抜き方法を解説」
とにかく頑固なインクや化粧品の油染みは洗濯前に除光液やベンジンでトライ
数ある油染みの中でもとりわけ落とすのが難しいとされるのが「ボールペンの油性インク」やヘアオイル・口紅と言った「化粧品(鉱物性)」の油染みです。
ボールペンは見た目からもわかるように非常に色素が強く、しっかりと落とし切るのは極めて難易度が高いです。また、化粧品の中でも特に鉱物性のオイルを使っているタイプは、一般的な油染みと違ってアルカリ性によって分解しなため漂白剤や重曹などが効きにくいのが特徴。
どちらの汚れも、まずは有機溶媒のベンジンや除光液でなるべく汚れを溶かし、その後に洗剤・漂白剤でさらに下洗いする方法がおすすめです。
- 衣類を完全に乾かし、汚れにベンジンをたらす
- 5分以上放置して油染みを浮かせる
- 下にタオルを敷き、ガーゼ・歯ブラシなどを使って汚れ部分を叩いてタオルに移動させる
- ベンジンをキレイに落とし、中性洗剤を垂らしてもみこむ
- 洗剤をすすぎ、粉末タイプの酸素系漂白剤(弱アルカリ性)をかけて揉み洗い
必ずゴム手袋を使用し、ベンジンは揮発性が高いためマスクをつけて換気を徹底することが大切です。
インクや化粧品と言った高難度なシミ抜きは失敗する可能性も高く、仮にシミ抜きに成功したとしても繊維がボロボロになってしまう危険があります。
そんな危険を避けるには、初めからシミ抜きの専門家である宅配クリーニングに預けるのが安心安全でしょう。宅配クリーニングプレミアムは、創業昭和50年から磨き上げたシミ抜きノウハウと技術で高難度の油染みに対峙します。インクや化粧品の難しいシミ抜きは、宅配クリーニングプレミアムにお任せください。
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しつこい油染みを手間なく綺麗に!宅配クリーニングプレミアムの洗濯代行サービス
これらの方法を実践して、洗濯機に欠けてもまだ落ちない!でも、これ以上時間を割いてる余裕もない・・そんな時は、自分でシミ抜きしようとするよりもプロのクリーニング店に任せてしまうことで、手間を省くことができます。
ただ、クリーニングに出せば全部のシミが綺麗になるという訳ではありません。シミ抜きの設備はお店によって大きく違いますし、クリーニング職人の熟練度もまちまち。
そのため、洗濯代行を任せるクリーニング店は入念に選ぶことが肝心です。
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1975年創業の老舗店、宅配クリーニング「プレミアム」では、長年の経験により油染みを知り尽くした「シミ抜きマイスター」が、こだわりのシミ抜きをご提供していいます。多くのお客様の衣類についた油染みを落としてきた実績があり、大変ご好評頂いているサービスです。
どれだけ頑固な油染みも、水洗いができない繊細な衣類についたシミも、シミ抜きマイスターにお任せください。汚れの成分や素材の状態を見極めて1枚1枚最適な方法で処理をいたします。
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