かさばる冬物衣類はコツを押さえて効率収納!「収納しない」選択肢も!?

冬の寒さが過ぎ、少しずつ暖かくなってくる時期ともなると、衣替えのために、シーズンの終わった冬物を収納する必要がありますね!

冬物アイテムはとにかくボリュームが多く、かさばってしまうのが特徴。
計画的に収納しなければ、スペースを確保できず出しっぱなしで部屋が散らかる原因になってしまうかも。

デリケートな素材で作られたものも多いため、収納前の洗濯や収納方法にも気を配らなければならないのも難しいところ。

しかし新生活が始まり忙しくなる春先に、毎日の家事に加えてこれらの収納をするのは大変です。

そこで、冬物衣類の収納の工夫やコツについて見ていきましょう。

衣替えは収納方法を見直すきっかけとしても最適。普段から使いやすく、スッキリと片付いた部屋になるという効果もありますよ!

冬物衣類の収納タイミングと4つの手順

まずは、冬物衣類を収納するタイミングと、その手順について見ていきます。

冬物衣類の収納タイミングは「GWまで」

冬物衣類を収納するタイムリミットは、大まかにゴールデンウィークの時期までです。

これは、気温が上がっていく春は、衣類を食べる害虫が成虫になる時期だからです。

虫食いを起こさないためには、この時期までに収納する冬物をクリーニングし、食べ残しなどの汚れをキレイに落としておかなければならないのです。

また、衣類は湿気に弱いので、湿気の少ない晴れた日を選んで収納するのもポイント。湿気の多い日に収納すると、収納中にカビが生えてしまう原因になります。

梅雨になる前に、という意味でも、やはりゴールデンウィークまでには収納してしまいましょう。

関連記事:「衣替えの時期はいつがいい?しまう前のクリーニングで「シミ」と「ムシ」を予防」

冬物収納のための4つの手順

次に、収納の手順を見ていきます。

1. 春物衣類を取り出す
初めに、これまでクローゼットやタンスに収納していた春物衣類を取り出します。冬物衣類を収納する事を考えると、一度にまとめて出してしまうのが効率的です。

2. 収納場所を片付ける
そして、冬物を収納するスペースを確保します。
冬物衣類は他の季節に比べてかなり量が多くなるので、スペースが足りなくなることもあるため計画的に場所を作っておきましょう。

また、クローゼットや物置、押入れなどは日常的に換気や掃除をする場所ではないので、湿気や汚れがたまりやすいもの。
カビや害虫が原因で大切な衣類を傷めてしまわないように、あらかじめ収納スペースを掃除し、乾燥させておくのが大切です。

3. 冬物衣類を洗濯する
次に、収納する冬物を洗濯して汚れを落とします。
先に衣類の取り扱い表示を確認し、水洗い可能のマークがついている場合は自宅の洗濯機で洗濯することができます。

汚れが目立つ部分には、洗剤の原液を付けて馴染ませる前処理をしたうえで洗濯しましょう。

水温も重要です。特にニットなどは熱いお湯で洗うと簡単に傷んでしまうので、水温を30℃以下に設定し、乾燥機は使わず形を整えたうえで日陰で干すようにしましょう。

あまり汗をかかないように思える冬場ですが、暖房の効いた部屋にいる間など気づかないうちに汗をかいていることは多いもの。

こういった汗が原因でできた隠れたシミを放置していると、黄ばみやにおいの原因に。一度でも袖を通した服は、収納する前にしっかり洗濯しておきましょう。

4. 洗濯機で洗えない冬物はクリーニングへ
冬物衣類は自宅では洗濯できないことも多いです。また、シミの色素が定着して自宅の洗濯では落とせないことも。

特に、ウールやカシミヤが素材として使われているものは要注意。
動物性の繊維は水を使って洗濯することで収縮して絡み合ってしまうため、洗濯機の洗濯では少なからず生地が傷んでしまいます。

関連記事:「クリーニングが必要?お気に入りの衣類は洗う前に洗濯表示マークを確認!間違えると服が台無しに!?」

そういった場合には、必ずプロのクリーニング店に依頼するようにしましょう。

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関連記事:「春の衣替えのタイミングは衣類整理のチャンス!便利な保管サービスとは?」

関連記事:「宅配クリーニングプレミアムが「衣類のクリーニング」のサービスであるという誤解」

一般的な冬物衣類の収納ポイントは風通しと虫食い予防

次に、収納する際に気を付けたいポイントについて、詳しく見ていきましょう。

タンス・衣装ケースへの冬物収納

セーターやニット、小物類などはタンスや衣装ケースに収納します。

どれがどの服かわかるよう、ラベルの見えやすいタテ方向で収納します。
セーター類は袖が重ならないようにずらしてたたむ工夫をするだけでも、全体の厚みをぐっと減らすことができます。

また、小物は仕切り用のボックスを利用すると効率的です。

上でも見たように衣類は湿気に弱いので、衣装ケースには衣類を詰め込みすぎないようにしましょう。収納した衣類の間に風が通るよう、少し間隔をあけるのがポイントです。

圧縮袋を活用することもできますが、シワがつきやすいタイプの冬物や、羽毛が折れてしまうダウンなどは入れないよう気を付けましょう。

クローゼットへの冬物収納

スーツやコート、スカート、パンツなど、しわが付きやすいものや型崩れしやすいものはクローゼットにつるして収納します。

ハンガーはできるだけ厚みがあり、収納している期間に型崩れが起きないよう気を付けましょう。

リアルファーなど、特に繊細な素材が使われている場合には専用の収納袋を活用するのがおすすめです。

カビ・虫食いを予防

冬物を収納している間に虫食いが起きないよう予防するには、防虫剤が効果的。

防虫剤は成分が上から下に成分が伝わっていくので、収納ケースやクローゼットで衣類より上の位置に設置します。

衣類の間隔を詰めて収納すると防虫効果が行き届きにくくなるので、適度な空間を空けて収納するようにしましょう。

また、カビを予防するためには除湿剤を置いておくのが効果的です。
湿気は下の方にたまりやすいため、防虫剤とは違い収納スペースの下部分に置くことでより効果を発揮してくれます。

収納している期間のカビや虫食いを防止するには、収納する前にしっかり汚れを残さず落としておくことが大切です。

しかし、繊維の奥まで染み込んだ汚れを取るには、自宅の設備では限界があります。

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冬物を「収納しない」!?宅配クリーニングプレミアムの『衣替え便』で季節の変わり目も楽々

このように冬物衣類の収納は、予想以上に手間がかかって大変です。

入学などのイベントで毎年なにかと忙しくなる春に、冬物の収納のために使う時間を十分に作るのは難しいもの。

とはいえ、しっかり収納しなかったことが原因で、お気に入りのセーターや高級スーツが着れなくなってしまうことは避けたいですよね。

そこで、宅配クリーニングプレミアムの「衣替え便」を活用してみてはいかがでしょうか。

衣替え便は、自宅まで衣類を集荷に来てもらい、仕上がったものを自宅まで届けてもらえる宅配クリーニングサービスの一種。

自宅から送ったクリーニングが仕上がった後、次のシーズンまでの最大9か月間、プロが作る最適な環境であなたの衣類を保管してもらえるというものです。

上でも見た通り、収納中の虫食いや臭いを防止するためには、どちらにせよ収納前にクリーニングに出す必要があります。

つまり宅配クリーニングプレミアムの衣替え便なら、必要なクリーニングを依頼すると同時に、仕上がった衣類を収納する手間を完全に省けるということ!

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収納前の冬物のケアは、衣類を長く着るためにはとても重要なことです。

来シーズン取り出したとき、「見覚えのないシミや虫食いができていた」ということにならないよう、宅配クリーニングプレミアムのサービスをご活用ください。

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