ヘアケアとしてヘアオイルを使っていたら、お気に入りの服にポタッ!
透明なのでティッシュでサッと拭いて、後で洗濯すれば大丈夫・・と思いきや、洗っても丸いシミが残って取れなくなってしまった・・
このような経験はありませんか?マイルドで優しいイメージのあるヘアオイルですが、実は洗っても落ちにくく、シミ抜きが難しいことはあまり知られていません。
でも安心してください!ヘアオイルの成分に合わせた正しいシミ抜きの方法さえ知っていれば、大抵のシミは綺麗に落とすことができます。そこで本記事では、頑固なヘアオイルのシミを綺麗にするシミ抜きのコツを詳しくご紹介しましょう。
ヘアオイルの成分は大きく3種類!シミ抜き方法に違いはある?
ヘアオイルは毛髪の油分を補い、保湿効果や柔らかさ・なめらかさを与えるためのヘアコスメで、「オイル」という名がついているように油が主成分です。ただ、その油の原料によっては効果的なシミ抜きの方法が微妙に異なります。そこでまずは、垂らしてしまったヘアオイルの成分を見極めましょう。
植物性のヘアオイル
一つ目は、植物から抽出された植物性のヘアオイル。「椿油」「アルガンオイル」「ホホバオイル」などが代表的でしょう。サラッとしたべたつきの少ない仕上がりが特徴的で、肌に優しく浸透しやすいためダメージ補修の効果が高いとされています。一方で、他のヘアオイルと比べて酸化しやすいという注意点もあります。
動物性のヘアオイル
二つ目は、動物から抽出される動物性ヘアオイルです。「馬油」「スクワランオイル」等が代表的で、植物性のオイルよりも揮発しにくく重みがある使用感が特徴。髪にしっかりと潤いを与え、まとまりやすい髪質をつくります。特に髪のパサつきが気になる方に人気です。
鉱物性のヘアオイル
三つめが石油など鉱物由来の鉱物性ヘアオイルです。「ミネラルオイル」や「ワセリン」「ベビーオイル」も、鉱物性オイルにあたります。肌には浸透せず油膜を作って表面を保護するため、ツヤ感を出しやすいのが特徴。かつて鉱物性オイルは肌に悪いとされたこともありましたが、それは、その時代の精製技術が未熟だったため不純物が混入していたことが原因でした。現代の鉱物性オイルは刺激が少なく、多くの化粧品の主成分となっています。
この3種類のヘアオイルを比較すると、植物性・動物性は家庭用洗剤などでも落としやすい一方で、鉱物性オイルは少々特殊な処理が必要な場合が多いです。そのため、この先では植物性・動物性オイルのシミ抜き方法と鉱物性オイルのシミ抜き方法の2つに分けて解説します。
どういったタイプのオイルが付いてしまったか分からない場合は、無理にシミ抜きせずプロに任せるのも一つの手段です。宅配クリーニングプレミアムでは、長年にわたって数え切れないほどのシミ汚れを落とした経験をもつ「シミ抜きマイスター」がシミの種類を見極め、最適な方法でシミ抜きいたします。
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植物性・動物性のヘアオイルは一般的なシミ抜きでOK
まずは、植物性・動物性オイルのシミ抜き方法からご紹介します。
すべてのシミ抜きに共通するポイントとして、シミがついてから時間を空けず、洗濯より前にシミ抜き処理を行う事が大切です。先に洗濯すると、オイルが繊維に染み付き余計に取れにくくなります。
準備するものは台所用中性洗剤・お湯・洗面器の3点。具体的なシミ抜き手順は、次の通りです。
- 色落ちしないかチェック
- ヘアオイルのシミ部分に台所用洗剤を馴染ませる
- 洗面器にお湯を張り20~30分ほど浸け置き
- 優しくもみ洗いする
- 洗剤を綺麗に洗い流し、洗濯機へ
色柄の衣類は、初めに目立たない場所に洗剤をつけて色落ちしないかチェックしましょう。
脂溶性シミは暖めることで粘度が下がり繊維から離れやすくなるため、お湯を使うのが効果的。お湯の最適な温度設定はオイルの種類によって変わり、動物性ヘアオイルは「40℃程度」のお湯、植物性ヘアオイルは「60℃程度」のお湯を使うと落としやすくなります。
ただし衣類によっては洗濯液の上限温度が設定されている場合もあるため、シミ抜き前には必ず洗濯表示のタグを確認してください。
この手順でシミ抜きしても落とせない場合は、中性洗剤ではなくアルカリ性の洗剤を使うか、浸け置きのお湯に酸素系漂白剤を溶かすのも一つの手です。ヘアオイルは弱酸性のものが多く、アルカリ性で中和させることによって落としやすくなります。
ただしアルカリ性の洗剤は繊維を傷めやすいため、大切な衣類を劣化させてしまわないよう十分注意しましょう。
ヘアオイルの汚れは、一度シミ抜きに失敗すると余計に落とすのが難しくなってしまいます。シミ抜きしようとしたが失敗した、他のクリーニング店に依頼したが落ちなかったという場合は、宅配クリーニングプレミアムにお任せください。職人が手掛けるシミ抜きが小さな汚れはなんと無料で、難しいシミ抜きでも最大で2000円まででご提供しております。しかも、シミ抜きに成功しなかった場合は料金を頂いておりません。
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鉱物性のヘアオイルはシミ抜きが大変!落とす秘訣はクレンジングオイル
次にご紹介するのが、鉱物性のヘアオイルをシミ抜きする方法です。動植物性とは異なりアルカリによって分解しないため、アルカリ性の洗剤・漂白剤や重曹などはあまり効果的ではありません。
そこで、鉱物性のヘアオイルのシミ抜きには、ファンデーションや口紅を落とす「クレンジングオイル」や、有機溶媒の「ベンジン」を使ってのシミ抜きが最適です。
準備するのはクレンジングオイル(もしくはベンジン)・タオル・歯ブラシ・お湯・洗面器・台所用中性洗剤の6点。具体的なシミ抜きの手順は次の通りです。
- シミ部分にクレンジングオイルを垂らし、よくもみ込む
- 3~5分そのまま放置して馴染ませる
- シミ部分の下にタオルを敷き、歯ブラシで軽く叩いてタオルへ汚れを移す
- ぬるま湯と洗剤を使い、クレンジングオイルが残らないようすすぐ
- シミが取れたら洗濯機へ
クレンジングオイルによってシミ抜きを行う場合は、一切水を使わない事がポイント。クレンジングオイルは水に触れると乳化してしまい、効果がぐっと下がってしまうためです。歯ブラシでシミ部分を叩く際は、シミが広がらないよう外側から中心に向かって処理していきます。ベンジンを使う場合でも、同様の手順で進めればOKです。
クレンジングオイル・ベンジンは効果的ですが、シミ抜き後は繊維に残らないようしっかりと洗い流さなければ、シミ抜きのために使った溶剤が別のシミを作ってしまった、なんてことにも。そんなシミ抜きの失敗を起こさないためには、プロの宅配クリーニングを利用するのが最適です。
創業昭和50年からつづく老舗の宅配クリーニング店である「プレミアム」は、豊富な実績に裏付けられた最高品質のシミ抜き技術によって、頑固な鉱物性ヘアオイルのシミもきれいさっぱり落とします。プレミアムなシミ抜きサービスは、こちらからご覧ください。
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ヘアオイルのシミ抜き難易度はとても高い!信頼できる宅配クリーニングへ相談
このように、ヘアオイルは原料によって適したシミ抜きの方法が異なります。とはいえ、ヘアオイルのようにほとんど純粋な油によって付いたシミ汚れは非常に落とすのが難しいケースも。自宅でシミ抜きができないと感じたら、すぐにクリーニング店に依頼しましょう。
クリーニング店によってシミ抜き技術に天と地ほどの開きがあるため、こういった難易度の高いシミ抜きは多くのクリーニング店では対応してもらえないか、シミ抜きに成功しない可能性も高いです。上でも見たように一度シミ抜きに失敗するとシミ抜き前よりずっと落としにくくなるため、始めからハイクオリティなシミ抜きサービスを提供するクリーニング店を慎重に探すのがおすすめ。
宅配クリーニングプレミアムでは、職人「シミ抜きマイスター」が、豊富な経験と高度な技術によって、ご家庭では落とせない頑固なヘアオイル汚れも衣類を傷めることなくシミ抜きいたします。
ヘアオイルの原料だけでなく、気温、衣類の素材、保管状態や経年数から多くの洗剤・漂白剤や有機溶剤を組み合わせて温度を調節しながら最適な方法で行われるシミ抜きは、まさに職人技です。
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