衣替えの時期はいつ?春夏秋冬で地域別に手順とサービスを紹介

「衣替え」は、季節が豊かに表情を変える日本ならではの文化です。

四季に合わせて変わるコーディネートを楽しめるのも、ファッション好きには嬉しいですよね。

とはいえ、季節の変わり目は気温の変化も激しいため、いつ衣替えをするべきかには悩んでしまうもの。

春になったと思ったのに急に肌寒くなったり、秋になったと思ったら季節外れの真夏日が訪れたりと、気温に振り回されてしまうことも多いはずです。

そこでこの記事では、春夏秋冬でいつ衣替えをすればいいのか地域別で目安をご紹介します。

他にもスムーズな衣替え手順や温度差に悩まされなくなる服のしまい方、収納スペースの問題を解決する方法まで、衣替えで役立つ情報が満載ですよ!

衣替えの目安はいつ?ベストなタイミングは気温で判断

四季で衣替えをする場合、一般的な時期は春は4月1日、夏は6月1日、秋は9月1日、冬は10月1日が目安です。

しかしその年の気温や、地域によっても最適な時期は大きく差があります。そこで、衣替え時期の目安は「最高気温」を見て判断するのが正解です。

 春服への衣替えはいつ?地域別の目安

冬服から春服への衣替えは、「最高気温15~20℃」が数日続くようになったら。

この気温になると冬物ニットやダウンでは汗ばむので、軽めのトップスと薄手のアウターに切り替えましょう!

また、気温が上がってくると衣類を食べる害虫が衣類に卵を産むようになるため、冬物の収納は遅くてもゴールデンウィーク明けまでには済ませるのがおすすめです。

  • 「札幌」衣替え時期の目安:4月下旬

2020年では、20℃近い気温が数日続き始めた4月30日頃が最適なタイミングでした。

  • 「東京」衣替え時期の目安:3月中旬

2020年では、19℃近い気温が続き始めた3月9日頃が最適なタイミングでした。

  • 「大阪」衣替え時期の目安:3月下旬

2020年では、15℃近い気温で安定し始めた3月31日頃が最適なタイミングでした。

  • 「福岡」衣替え時期の目安:2月下旬

2020年では、18℃以上で安定し始めた3月17日頃が最適なタイミングでした。

 夏服への衣替えはいつ?地域別の目安

春服から夏服への衣替えは「最高気温22℃~」が続くようになってからが最適。25℃を超えるとアウターは必要ありませんので、完全に夏服へと移行できます。

ただ夏の屋内は冷房が効いている場合も多いため、移動の際には薄手のカーディガンなどを携帯すると良いでしょう。

  • 「札幌」衣替え時期の目安:6月下旬

2020年では、25℃以上で気温が安定し始めた7月5日頃が衣替えに最適でした。

  • 「東京」衣替え時期の目安:5月上旬

2020年では、25度前後が続くようになった5月10日頃が衣替えのタイミングでした。

  • 「大阪」の衣替え時期の目安:5月中旬

2020年では、25℃以上で安定し始めた5月17日が衣替えのタイミングでした。

  • 「福岡」の衣替え時期の目安:4月下旬

2020年では、25℃以上で安定し始めた5月28日が衣替えに最適なタイミングでした。

 秋服への衣替えはいつ?地域別の目安

夏服から秋服への衣替えは、「最高気温15~20℃」が数日続くようになった時期が最適。

最高気温が20℃を下回ると、半袖に薄手のアウターでは肌寒く感じるようになってきます。

昼間はそれなりに暖かくても日が沈むと冷え込むので、長袖のシャツに、着脱が楽なアウター(パーカーなど)を組み合わせて温度調節できるコーディネートが良いでしょう。

急激に寒くなる日もあるので、冬用のコートを1つ収納から取り出しておくと安心です。

  • 「札幌」衣替え時期の目安:9月下旬

2020年では、平均して20℃を下回り始めた10月4日頃が衣替えの目安でした。

  • 「東京」衣替え時期の目安:11月上旬

2020年では、20℃を下回る日が増え始めた10月30日頃が衣替えのタイミングでした。

  • 「大阪」衣替え時期の目安:10月下旬

2020年では、急激に13℃まで冷え込んだ10月17日のタイミングでの衣替えが最適でした。

  • 「福岡」衣替え時期の目安:11月中旬

2020年では、16℃まで冷え込んだ11月2日頃が衣替えに最適でした。

 冬服への衣替えはいつ?地域別の目安

秋服から冬服への衣替えは、「最高気温15℃以下」が続くようになってからがおすすめ。

厚手のセーターやコートを着て、最高気温が10℃以下の日はコートやマフラーも使ってしっかり防寒対策をしましょう。

  • 「札幌」衣替え時期の目安:10月下旬

2020年では、15℃以下の日が増え始めた10月24日頃が衣替えの目安でした。

  • 「東京」衣替え時期の目安:11月下旬

2020年では、最高気温が12℃まで下がった11月24日頃のタイミングでの衣替えが最適でした。

  • 「大阪」衣替え時期の目安:11月下旬

2020年では、徐々に冷え込み始めた12月13日が衣替えのタイミングでした。

  • 「福岡」衣替え時期の目安:12月上旬

2020年でも、最高気温が15℃以下で安定し始めた12月13日が衣替えの目安でした。

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衣替えはいつから始める?失敗しない衣替えのルール

次に、失敗しない衣替えのルールを見ていきましょう。

 ルール1)2週間の移行期間を作って少しずつ衣替えする

ここまでに見たタイミングは「遅くてもその日までには衣替えを済ませたほうが良い」という目安です。

実際の季節の変わり目は、気温が不安定な期間が数週間続くことも珍しくありません。

そこで、衣替え日に服を全て入れ替えてしまうのではなく、移行期間を作って徐々に衣替えしていくのがおすすめ。

ご紹介した目安日より2週間ほど前から衣替えを始め、前シーズンの服をキープしながら徐々に入れ替えていくことで、季節外れの寒さ・暑さにも対応しやすいため安心です。

 ルール2)晴れて湿気が少ない日に収納する

移行期間中、衣替えのために衣類を収納する際は、なるべく晴れて湿気の少ない日を選びましょう。

湿気は衣類にとって天敵で、虫食い・におい・カビなど衣類トラブルが起きる原因となります。

雨の日など湿気が多い状態で衣類を収納すると、その湿気ごとクローゼットや収納ボックスに閉じ込めてしまうのです。

衣類を守るためにも、春の収納は梅雨入り前には必ず済ませ、秋は秋雨の時期を避けるのがおすすめです。

 ルール3)体温調節用のアウターはクローゼットの手前に収納

衣替えのタイミングは決まって季節の変わり目で、気温の変化が大きくなります。

そこで、体温調節に役立つ薄手のカーディガン・パーカーなどは、クローゼットの手前に収納するかポールハンガーなどにかけておき、出し入れしやすい状態を保つのがおすすめ。

こう言ったアイテムは春秋の寒暖差対策だけでなく、夏は冷房が寒いとき、冬は暖房が弱いときなど通年で必要になります。

お気に入りのものを2~3点選び、常に取りやすい場所に置いておくといいですね!

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いつもの衣替えが4つのステップで効率化!

衣替えのルールがわかったところで、実際に衣替えのステップを順に見ていきましょう。

忙しくてあまり時間が確保できないときは、「1日1ステップ」のように区切って徐々に進めることで精神的にも楽になるためおすすめです。

 ステップ1)クローゼットを整理して服をへらす

まずは、クローゼットやタンス、衣装ケースを整理してなるべく服を減らします。

衣替えは、使わない服を減らす絶好のチャンス。

衣類が減れば使える収納スペースが増え、洗濯する量も減ります。衣替えの負担を減らすためにも、なるべく積極的に手放すようにしましょう。

特に部屋着やインナー類は捨て時が難しいため、ほつれや毛玉、変色が目立つなど、くたびれているアイテムは捨ててしまうのがおすすめです。

 ステップ2)クローゼットを掃除する

収納場所が汚れていると、カビや虫食いといった衣類トラブルがとても起きやすくなってしまいます。

次のシーズンに気持ちよく着るためには、収納場所を清潔で湿気が少ない環境にする事がとても大切です。

掃除機をかけて雑巾で乾拭きし、防虫剤・防湿剤をセットしておきましょう。

消臭剤をセットする場合は、臭いが衣類に移る場合があるため無臭タイプがおすすめです。

 ステップ3)収納する服を「しまい洗い」で綺麗にする

衣類トラブルを予防するには、服を長期収納する前に目に見えない汚れまでしっかり落とすことがとても大切です。

そのため、一度しか着ていない服であっても洗濯やクリーニングは必須。

しまい洗いの前には、まず「自宅でいつも通り洗える服」「おしゃれ着洗いが必要な服」「クリーニングに出したい服」の3種類に仕分けしましょう。

インナーや部屋着などは自宅で洗い、コートやニットなどの繊細な衣類はクリーニングに出します。

汗シミ・食べこぼし・黄ばみといった頑固な汚れが付いているものは、なるべくクリーニングに出しましょう。自宅でシミ抜きすることも可能ですが、繊維を傷めてしまうことが多いです。

 ステップ4)オフシーズンの服を収納・オンシーズンの服を出す

クリーニングした服を収納し、これから着る服を取り出しましょう。

収納の際には、「たたんでしまう」服と「ハンガーに吊るしてしまう」服に分けます。

特にサテンなどをつかった衣類はハンガーに吊るしてしまうのが正解。たたむ場合はぎゅうぎゅうに詰め込まず、丁寧に畳んで、重い衣類が下になるようしまうことでシワがつきにくいです。

クローゼット内では服を「季節ごと」にまとめて置いておくのがポイント。これからの衣替えの際に、服の入れ替えがグッと楽になりますよ!

また、湿気に弱いウールやシルクの服、牛革のベルト等は、湿気の溜まりにくいクローゼット上部にしまっておくのがおすすめです。

どうしても服を捨てるのが苦手で収納スペースからあふれてしまう時は、宅配クリーニングの「保管サービス」が便利です。

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いつでもお得な宅配クリーニングで衣替えが簡単・スムーズに

最後に、衣替えの悩みを解決する便利なサービス「宅配クリーニング」について見ていきます。

 自宅での衣替えはお金・場所・時間がかかる

衣替え後の衣類を自宅で保管するためには上で見たような手間・時間もかかりますし、意外にお金がかかっているものです。

防虫剤は2個入りで500円ほど。クローゼットに2個ずつ置いて3ヶ月おきに取り替えるとすれば、1年で2000円はかかります。除湿剤は1個100円程度ですが、それでも2個ずつ置いて3ヶ月おきに交換すれば1年で800円。

もし収納家具が足りなければ、追加で2000円程の収納ボックスなどを購入する必要があります。

家賃を払ってマンションなどに住んでいる場合は、収納スペースも無料ではありませんよね。

なのに中には真冬の3か月間しか使わず、残りの9か月間はクローゼットで眠っているようなアイテムも多いはず。

この衣替えにかかるお金・場所・手間の問題をまとめて解決できるのが、宅配クリーニングの「保管サービス」です!

 断捨離いらずの「保管サービス」は宅配クリーニングプレミアムで

宅配クリーニングプレミアムは、長年続く老舗の宅配クリーニング店。

プレミアムの「衣替え便」では、クリーニングに預けた衣類を最長9か月間保管できる「保管サービス」が無料でご利用いただけます。

衣類にとって最適な温度・湿度となるように徹底的に管理されたクリーニング工場でお客様の大切な衣類を保管いたしますので安心です。

着ない期間だけ一時的に預けることができるので、「断捨離が苦手!」という方でもご自宅の収納スペースを開放することができます。

クリーニングの基本料金は発生しますが、どちらにせよ衣替えではクリーニングが必要になる衣類も多いもの。

結局クリーニング費用がかかるなら、実質0円で長期保管サービスを使えて、衣替えにかかるお金・場所・時間を節約するのがお得です!

さらにプレミアムでは、シミ抜きマイスターが手がける最高品質の「シミ抜き(3cm以内)」、「ボタン付け」「ほつれ補修」など豊富な衣類メンテナンスサービスも追加料金なしでご利用いただけます。

衣替えはタイミングが大切。

ですが、事前準備にお洗濯、防虫剤や除湿剤も取り替えて、次のシーズンの衣服を出して、しまってと、衣替えは大変な作業ですよね。

衣替え時の面倒なメンテナンスは宅配クリーニングプレミアムにお任せいただいて、ご自身の大切な時間は、より有意義なことにお使いください。

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